ビルメン業界(設備管理者)の人気資格のひとつ建築物環境衛生管理技術者(ビル管 ビル管理士)試験を受験しようとしている方は、そろそろ始めましょう。

建築物環境衛生管理技術者(通称 ビル管) この資格は、取得するのに2種類の方法があります。

 

財団法人ビル管理教育センターが行う講習会で取得する方法と国家試験を受験し合格により取得する方法です。

 

講習会は、受講料99,000円+テキスト代17,000円(平成24年度) 受講時間は、なんと延べ103時間です。

 

1)建築物衛生行政概論 12時間
2)建築物の構造概論 8時間
3)建築物の環境衛生 13時間
4)空気環境の調整 26時間
5)給水及び排水の管理 20時間
6)清掃 16時間
7)ねずみ、昆虫等の防除 8時間

合  計 103時間

 

お勤めの人が個人的に受講するのは、不可能に近いですね。会社が許可してくれたら別ですが、2週間近く休まないとクリアできませんから。

 

だったら国家試験で取得しましょう!

 

とはいっても試験は、範囲がものすごく広く合格点も65%以上と厳しいものです。

 

簡単に取得できると誰も講習会を受講しなくなりますので難しくしているものと思われます。

 

従いまして、今まで紹介してきた試験(危険物乙4、2級ボイラ技士、消防設備士、第二種電工)は、約3か月前から挑んで十分取得でると思いますが、この資格は、難易度についてはそれほど高いとは思えませんが、範囲が広いので半年がかりでやった方が良いと思います。

 

午前(試験時間3時間)

 

1. 建築物衛生行政概論(20問)
2. 建築物の環境衛生(25問)
3. 空気環境の調整(45問)

 

午後(試験時間3時間)

 

4. 建築物の構造概論(15問)
5. 給水及び排水の管理(35問)
6. 清掃(25問)
7. ねずみ、昆虫等の防除(15問)

 

合格基準 65% (117点以上)

 

各単元の足切点(40%)もありますのでまんべんなく正解することを要求されます。

 

180問という問題数ですので私も正直嫌になりました。

 

 

得意な単元があるとそこで稼げますが、油断していると苦手科目で足切にかかる恐れがあります。

 

H24年度は、5月7日から受付開始ですので忘れず申し込みましょう。

 

 

参考資料
参考資料2

設備管理者(ビルメン業界)必須の消防設備士資格を取得しましょう

消防設備士 甲種・乙種 設備管理(ビルメン)業界において非常に重要度が高まっている国家資格の一つで甲種(工事及び整備・点検)及び乙種(整備・点検のみ)に分類されています。

 

 甲種は、特類から5類までの6種類、乙種は、1類から7類までの7種類がありそれぞれで試験があります。

 

受験資格ですが、乙種ならだれでも受験できますので、まず乙種第6類の消火器を受験することをお勧めします。

 

消火器は、全ビルに設置されていますし、最近加圧式消火器で事故例が多いことから、法改正され10年以上経過の消火器は、耐圧試験が義務付けられたことにより実質更新しなければならなくなったため注目されています。

 

この6類は、もともと乙種しかありませんので、ぜひとも最初に取得してほしい資格です。

 

次にもし第2種電気工事士や、建築士の資格をすでにお持ちの方や大学等の指定学科卒業生は、甲種も受験できます。他にも受験資格になる場合がありますので、消防設備の実務経験が無い方でも甲種を受験することができる可能性がありますので、一度確認してみてください。

 

同日に2種類の試験を受験可能ですが、無理せずコツコツ取得していけばよろしいかと思います。

 

甲種特類   特殊消防用設備等

甲種第1類  屋内消火栓設備、スプリンクラー設備等

甲種第2類  泡消火設備

甲種第3類  不活性ガス・ハロゲン化物・粉末消火設備等

甲種第4類  自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備等

甲種第5類  避難梯子、救助袋、緩降機

乙種第6類  消火器

乙種第7類  漏電火災警報器

 

 

 全て取得しているつわものもいらっしゃいますが、私は、甲種145類と乙種6類しか取得していません。

 

 当時管理していたビルで必要だったのがその種類だったためですが、最低限これだけもっていれば、たいていのビルで困ることはありませんでした。

 

               参考資料はこちら

                参考資料  

 

最近は、ほとんど外注が多いですが、工事、点検の立会いをするにしても、何もわからないシロートよりは、優遇されると思います。

 

試験は、消防試験研センターが各都道府県で実施し、年間数回実施されるところもあります。

住所地以外の受験も可能なので比較的取得しやすい資格です。  

 

ただ、取得後2年以内、以降は5年以内に再講習(7,000円)を受講しなければなりませんので注意が必要です。7種類を別々に受けるのではなく組み合わせて受講できるため全て取得しても3種の講習を受ければ足ります。  

 

プロフィール

はじめまして  設備管理会社(ビルメン業界の下請け業者)に勤務中で技術系サラリーマンをやっています。

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