この資格もビルメン業界必須資格の一つで、ボイラ技士同様最近対象設備は減少傾向にありますが再就職などでは、有利になる資格です。 この資格も独学で取得可能ですので、ぜひ頑張って勉強してください。
冷凍機械責任者は、高圧ガス保安法に規定される高圧ガス製造保安責任者の資格区分の一つで、冷凍にかかわる高圧ガスを製造する施設において保安の業務を行う国家資格です。
・ 第一種:主に大型冷凍空調機器を備えている施設、冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等において、製造(冷凍)に係る保安の実務を含む統括的な業務を行う方に必要な資格で、全ての冷凍の製造施設に関する保安に携わることができます。
・ 第二種:主に中型冷凍空調機器を備えている施設、冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等において、製造(冷凍)に係る保安の実務を含む統括的な業務を行う方に必要な資格で、1日の冷凍能力が300トン未満の製造施設に関する保安に携わることができます。
・ 第三種:主に小型冷凍空調機器を備えている施設、冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等において、製造(冷凍)に係る保安の実務を含む統括的な業務を行う方に必要な資格で、1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設に関する保安に携わることができます。
第二種冷凍機械責任者を取得するとかなり有利ですが、とりあえず3冷資格から確実に取得したほうが、よいでしょう。
また、高圧ガス保安協会の行う講習を受講すると一部科目免除がありますので、自信のない方は、検討してみてください。
受験者数は、第三種冷凍機械責任者が約7,000~8,000人、合格率は40~50%、第二種冷凍機械責任者が約4,000人前後で合格率は20~50%で年によってばらつきがあります。